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HIAEC 200 & 趣味の部屋

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空母「加賀」

「加賀」は、長門型3番艦として大正10年に戦艦「加賀」として既に進水していたが、ワシントン軍縮条約により廃棄される事に決まった。ところが、空母に改装予定であった巡洋戦艦「赤城」「天城」のうち、「天城」が関東大震災により大破してしまった事から処分予定であった戦艦「加賀」が急遽空母に改造される事となり、生き返ったものである。

赤城と共に第一航空艦隊に所属していた加賀は、真珠湾攻撃、ラバウル攻撃等緒戦を飾った。真珠湾攻撃においては、第一次攻撃隊として戦攻35機、第二次攻撃隊として戦爆35機が出撃したが、そのうち14機が未帰還となり、機動部隊の未帰還機数である29機の半数を占めた。

昭和17年6月4日のミッドウェイ海戦に参加したものの米空母エンタープライズ艦載機の急降下爆撃を受け、爆弾4発が命中、ガソリン庫が爆発し、同日夕方炎に包まれながら沈んだ。
加賀

加賀2


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